【元教員のつぶやき】優しい先生と厳しい先生、子どもにとって本当に必要なのは?

元教員のつぶやき

教員歴10年。少しずつ「元教員のつぶやき」を

今日は久しぶりに「教育」をテーマにお話しします。

私はこれまで、

• 公立小学校:7年

• 海外の日本人学校:3年

合わせて 約10年間、教員として勤務してきました。

担当した学年は以下の通りです。

• 小1:1回

• 小2:2回

• 小4:4回

• 小5:1回

• 小6:2回

特に高学年を持つことが多く、学年主任も4年間経験しました。

退職した後も、友人や知り合いから子どもの相談を受ける機会が少なくありません。

そんな経験を活かして、これから

「元教員のつぶやき」シリーズ

として、教育にまつわるリアルな話を少しずつお届けしていきたいと思います。

1回テーマ 印象に残る先生は「優しい先生」?「厳しい先生」?

ラジオ番組で紹介されていた話題なのですが、

印象に残る先生は「優しい先生」か「厳しい先生」か、という質問の結果…

優しい:厳しい=50:50

意見はきれいに分かれていました。

結局その違いは、

その時の自分が“どう受け取ったか”

その一点なのかもしれません。

私は“厳しい先生”だった

自覚はあります(笑)

でも、その厳しさには理由がありました。

• 「この子なら、できる」

• 「この子たちなら、必ず変われる」

そんな 期待を込めた厳しさ=優しさ でもあったと今でも思っています。

だから、私の本質に気づける子は

「優しい先生」

気づけなかった子は

「厳しい先生」

と捉えていたのかなと思います。

泣き虫な男の子が見せた成長

小2の担任をしていたときのことです。

自分の思い通りにならないと、すぐ泣いてしまう男の子がいました。

周りの友達は、いつも彼に譲ってあげる。

そんな状況が続いていました。

私はその度に、

「譲ったお友達の優しさ」を言葉にして褒め続けました。

「譲ってくれてありがとう。あなたの優しさ、とても嬉しいよ」

そして3学期。

その男の子が初めて、自分のやりたいことを譲れた日が来たんです。

「今までできなかったことができたね。すごいよ!」

と声を掛けると、周りの友達から自然と拍手が起こり、

「ありがとう!」と声が飛び交いました。

小さな変化でしたが、本人にとっては大きな一歩。

あの瞬間の空気は、今でも忘れられません。

「先生が担任でよかった」と言われた日

彼は小2の終わりに転校することになりました。

最終日、お母さんがこんな言葉をかけてくれました。

「最初は先生が怖いと言っていました。でも、本当に頑張った時はちゃんと認めてくれる先生なんだって。

担任してもらえてよかったです」

涙腺崩壊です。

厳しさの奥にある思いを、ちゃんと受け取ってくれていたんだと感じた出来事でした。

厳しさは嫌われることもある。でも

もちろん、全員と相性が合うわけではありません。

「担任じゃなきゃよかった」と言われたこともあります。

それでも、

• 分かってくれる子がいた

• 支えてくれる保護者がいた

だから私は、10年続けられたのだと思います。

我が子が大きくなったら、

また教師に戻るのもいいな、と最近は思っています。

今後も教育トピックを発信します!

これからも実体験を踏まえながら、

教育についてゆるっと語っていく予定です。

「こんなテーマを聞きたい!」

というリクエストがあれば、ぜひコメントで教えてくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今日があたたかい1日になりますように。

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