【元教員が考える】低学年男子が手を出してしまったとき、親がまず大切にしたい関わり方

元教員のつぶやき

こんにちは。
元小学校教員で、現在は3児の母として子育てをしているポニョちゃんママです。

今回は、小学生ママから受けた相談をきっかけに考えた
**「低学年男子が手を出してしまう問題」**について書いてみたいと思います。

同じような悩みを抱えている方の、少しでも心が軽くなれば嬉しいです。


小学2年生の男の子ママからの相談

先日、小学2年生の男の子を育てているママ友から、こんな相談を受けました。

習い事のサッカーで、3年生の子に手を出してしまったみたいで…
今までそういうことがなかったので、どう対応したらいいのか分からなくて。

これまで手を出すことがなかった子が、突然起こしてしまったトラブル。
親としては戸惑い、不安になりますよね。


低学年男子は、まだ感情のコントロールが難しい

私は教員時代、2年生を2度担任しました。
その経験から感じているのは、

低学年の男子は、感情をうまく抑えられない子がとても多い
ということです。

幼児期の癇癪と同じように、
・悔しい
・悲しい
・腹が立つ
といった気持ちが一気にあふれたとき、
思わず手が出てしまうことも決して珍しくありません。

もちろん、手を出す行為そのものは良いことではありません。
ただ、

「今まで手を出さなかった子が、今回初めて手を出した」

この事実は、とても大切だと感じます。


まず大切にしたいのは「気持ちへの共感」

手が出てしまうほど、
・我慢ができなかった
・感情を抑えられないほど苦しかった

そんな気持ちがあったはずです。

だからこそ、最初に大切にしたいのは
行動を責めることより、気持ちに寄り添うこと

例えば、

  • 手が出るほど悔しかったんだね
  • 辛かったんだね
  • ひどい言葉を言われて嫌だったよね

この「ワンクッション」があるかどうかで、
その後の子どもの受け止め方は大きく変わります。


落ち着いてから「行動」と「次」を一緒に考える

気持ちに寄り添ったあと、
子どもが落ち着いて話ができる状態になってから、

「でも、手を出すことはいけなかったよね」
「次に同じことが起きたら、どうしたらいいかな?」

と、
・何が良くなかったのか
・次はどうするか

を一緒に確認していくことが大切だと思います。


手が出る行動には、必ず理由がある

手を出すのは悪いこと。
でも、そこには必ず理由があります。

その理由を確認し、
次にどう行動するかを事前に話し合っておくことで、
少しずつ「別の選択肢」を持てるようになります。

例えば、

  • その場から離れる
  • 深く息を吸って、ゆっくり吐く
  • 目を閉じて、手をぎゅっと握る

など、できそうな対処法を一緒に考えてみてください。


対処法は、ほとんどの場合「すぐにはできない」

ここで大事なことがあります。

この対処法、ほとんどの場合、次はできません。

大人でも感情を抑えられない瞬間、ありますよね。
「冷静に」「怒らない」と思っていたのに、
次の瞬間には怒ってしまった…
私自身も、よくあります。

大人でも難しいことを、
子どもが一度の約束でできるわけがありません。


「できた部分」に目を向けて、少しずつ前へ

例えば、

  • 手を出しそうになったけど、言葉で言い返せた → ◎
  • 深呼吸はしたけれど、やっぱり手が出た → ◎のち×

このように、
できた部分を認めつつ、別の方法を一緒に考える

トラブルのたびにこれを繰り返しながら、
少しずつ成長していければいいのだと思います。


習い事でトラブルが続く場合の選択肢

今回のケースは、習い事での出来事でした。

もしトラブルが頻繁に起きる場合は、
・習い事を一度やめる
・別のクラブに変える

という選択肢も、私は「あり」だと思っています。

学校であれば、
先生に相談して席を離してもらうなど、
環境面での配慮をお願いすることもできます。


子どもに寄り添うことが、いちばん大切

嫌なことや、うまくいかないことは、
生活していれば必ず起こります。

だからこそ、そのタイミングで
しっかり話を聞き、
気持ちに共感してあげること。

これが、何より大切な関わりだと思います。


正解探しより「信じて寄り添う子育て」

子育てに正解はありません。
親としての対応に、自信が持てなくなることもありますよね。

私自身も、我が子のこととなると
悩んだり、迷ったりの連続です。

だからこそ、
「正しい答え」を探すよりも、

  • ありのままの我が子を見る
  • 信じて寄り添う

そんな姿勢を大切にしていきたいと思っています。


まとめ

低学年のうちは、特に焦らずに。
お子さんと一緒に、少しずつ前に進んでいければ大丈夫です。

同じような悩みを抱えている方の、
心が少しでも軽くなっていたら嬉しいです。


もし
「こんなことで悩んでいる」
「この対応で合っているか不安」
などがあれば、コメントやお問い合わせから教えてください。

今後の記事のテーマとして、
取り上げていけたらと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

おすすめの感情コントロール絵本

子どもが感情を言葉にするのは、大人が思っている以上に難しいものです。
特に低学年のうちは、「悔しい」「嫌だった」「腹が立った」という気持ちを、うまく言葉にできず、行動として出てしまうこともあります。

そんなとき、絵本は気持ちを整理する大きな助けになります。
我が家でも、落ち着いたタイミングで絵本を一緒に読みながら、
「この子はどんな気持ちかな?」
「さっきの出来事と似ているね」
と話すことで、少しずつ自分の気持ちを言葉にできるようになってきました。

叱る前の“ワンクッション”として、
親子で気持ちを共有する時間におすすめです。

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